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RPGを作り続けていると、アイディアが尽きてしまうことがあります。 そんな時には14話のような方法でネタを生み出しましょう。 しかし、これではストーリーのアイディアは思い浮かぶかもしれませんが、 システムやイベントのアイディアはなかなか思い浮かびません。 今回はそれを生み出す1つの方法を紹介しようと思います。

 現実世界からアイディアをパクれ

その方法とは、ずばりパクりです。え? 人様のアイディアをパクるのはよくないって? まあまあ、話はちゃんと最後まで聞きましょう。パクりはパクりでも、人様のゲームから パクるのではなくて、その道のプロからパクるのです。え? 余計まずいって? 裁判沙汰になったらどうすんだって? そりゃあ、何百何千万というお金を払って許してもらいましょう・・・ ってのは冗談で(^^;)今回我々がパクるのは、プロはプロでも、ゲームのプロではなく、 ゲーム以外の分野のプロ達のアイディアなのです。 (パクりと書くと言葉が悪いので、以後『いただく』と書くことにしますv←変わんねーよ)

例えば、某パン会社では、『シールを集めると、もれなくお皿がもらえる』なんて キャンペーンをやっていましたね。これをいただいてRPG風に改造してみます。 『アイテムを購入するとシールがもらえて、それがある枚数たまると商品と交換できる』 こんな感じです。結構おもしろいシステムだと思うのですがいかがでしょう?  これを「あ〜! 某パン会社のパクりだ!」と言うプレイヤーは・・・おそらくいません。 プレイヤーは、『ゲームのアイディアに関しては敏感ですが、 現実世界に対しては無反応』のような気がします。と言うか、 ゲームの世界は現実を真似て作ったバーチャルワールドですので、 現実世界のものがあっても不思議には思わないのです。 現実世界には無く、且つ別のゲームで見たことのあるものが出るから「パクり!」と言われるのです。

 プロのアイディアをシステムに活かす

Holy Knightsで割と評判が良かった『文通システム』も、昔の人が考えた『文通』というアイディアを いただいたわけです。周りを見回してみてください。システムに使えそうなプロのアイディアが ありませんか? いくつか例を挙げてみます。

  • 電話を見て→公衆電話から知り合いに電話をかけるシステム
  • 新聞を見て→新聞を読むことができるシステム
  • カードを見て→料金後払いで買い物ができるシステム
  • スーパーの駐車場→2000G以上買い物をすると馬車賃がただになるシステム(?)
  • 辞書を見て→ゲームで出てくる用語の解説を見られるシステム
  • 土日限定という広告→パーティーに女性がいると値引きしてくれるシステム(?)
  • カーナビ→現在地を常時表示してくれるシステム
  • 枕→My枕を持ち歩くシステム。枕によって寝た時に様々な効果が・・・

世の中は挙げ出すときりがないくらい良いアイディアがたくさん溢れています。

 プロのアイディアをイベントに活かす

ここでのイベントとは、ストーリーに織り交ぜられる催し物を指します。 目には目を、催し物には催し物を・・・と言うわけで、色々と調べてみました。 ゲームで使えそうな催し物がたくさんありましたよ。

  • 『星空の歩き方』
  • 『お好きなドリンク+クッキー=100円』
  • 『サクラまつり』
  • 『焚き火、種まき、田植えキャンプ2003春』
  • 『山開き』
  • 『ブックフェア』
  • 『コンサート』
  • 『フリーマーケット』
  • 『ドールショウ』
  • 『劇』
  • 『自然観察会』
  • 『キャラクターショー』
  • 『相撲大会』
  • 『ワイン祭り』

[1]イベントナビ[http://www.eventnavi.ne.jp/]より

色々使えそうなイベントがあることはわかりましたが、 これらをただ催すだけではおもしろくありません。 ゲームでイベントを催す為には、何かひねりを加える必要があります。 例えば『星空の歩き方』というイベントが今夜開かれるとします。 これを普通にパーティー全員で参加しても「綺麗だな」で終わってしまうわけですが、 『誰か1人連れて行く人を決める』とすると、『ヒロインを連れて行こうか、それともあの子か、 いや、男同士で行ってみよう』と、おもしろさがグンと上がります。 『主人公(男)とオヤジが夜空を歩く・・・』う〜ん、ロマンチック。

 まとめ

現実世界にはプロのおもしろいアイディアがいっぱい転がっています。 これらを参考にしない手はありません。どんどんいただいておもしろいゲームを作りましょう。 ただし、人様の作品からストーリーやアイディアは、絶対にパクってはいけませんよ!!


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